TOOLS / 2026.08.12 ・ 6 MIN READ

療育現場で使いやすいタイマー3選

「あと5分」を、本人が確かめられる形に。活動の切り替えや待つ場面で使いやすいタイマーを、目的別に紹介します。

こどもと支援者がタイマーを見ながら活動する様子
こどもと支援者が見通しを共有できるよう、活動に合うタイマーを使います。
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タイマーの目的は、子どもを急かすことではありません。終わりまでの見通しを、職員の言葉だけに頼らず本人が確認できるようにすることです。

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療育でタイマーを選ぶ4つの基準

  1. 残り時間の分かり方:色で見える、数字で見える、音で分かる。
  2. 操作のしやすさ:本人が設定するのか、職員が管理するのか。
  3. 刺激の強さ:音量、点滅、色、動きが本人に合うか。
  4. 使う場所:机上、集団、送迎先、持ち運びのどこで使うか。

全員に同じものを使う必要はありません。視覚的な情報が分かりやすい子もいれば、数字の方が安心する子、アラーム音が苦手な子もいます。本人の反応を見ながら選びます。

用途別に選ぶタイマー3選

01 / VISUAL

ソニック トキ・サポ 時っ感タイマー

向く場面
残り時間を色で見せたい場面
特徴
時間の減少を色面で直感的に把握しやすい
確認点
音量やアラーム音への反応を事前に確認

導入時は、活動の途中でいきなり使わず、止まっている状態で見方と音を一緒に確認しておくと安心です。本人が「見る・見ない」を選べる位置にも配慮します。

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02 / SIMPLE

ドリテック 大画面タイマー シャボン6

向く場面
調理・学習・片付けなど幅広い活動
特徴
数字が見やすく、操作がシンプル
確認点
数字だけでは残り時間をイメージしにくい子もいる

導入時は、活動の途中でいきなり使わず、止まっている状態で見方と音を一緒に確認しておくと安心です。本人が「見る・見ない」を選べる位置にも配慮します。

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03 / PORTABLE

タニタ ぴよぴよタイマー TD-419

向く場面
個別活動や持ち運びで使いたい場面
特徴
親しみやすい形と音で、個別用に分けやすい
確認点
キャラクター性が注意を引きすぎないか確認

導入時は、活動の途中でいきなり使わず、止まっている状態で見方と音を一緒に確認しておくと安心です。本人が「見る・見ない」を選べる位置にも配慮します。

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うまく使う声かけのコツ

「終わらせる道具」にしない

「鳴ったから終わり」だけにすると、タイマーが不安の合図になることがあります。「あと5分で一区切りにする?」「鳴ったら次はどちらにする?」と、見通しや選択とセットにします。

最初と途中で一緒に確認する

開始時に終わりを示し、必要なら途中でも「半分になったね」と一緒に確認します。頻繁に残り時間を告げすぎると逆に焦りにつながるため、本人の様子に合わせます。

鳴った後の手順を見せる

タイマーは終わりを示せても、「次に何をするか」は示せません。写真、絵カード、予定表などで次の活動も見えるようにすると、切り替えやすくなります。

導入前の安全チェック

  • 電池ぶたが外れやすくないか、小さな部品への配慮が必要か
  • 落下や投げる可能性がある場面で、置き場所は安全か
  • 音量を調整できるか、突然の音が苦手ではないか
  • 本人の道具と共有物を分ける必要があるか
  • タイマーがない状況でも切り替えられる方法を併用しているか

まとめ:本人が時間を確認できる道具を

色で残り時間を見せるタイプ、数字が大きいシンプルなタイプ、持ち運びやすい個別用。それぞれの強みは違います。製品の人気だけで決めず、本人に伝わる情報と使う場面から選びましょう。

タイマーは支援そのものではなく、本人が見通しを持つための手がかりです。本人の反応を記録し、必要に応じて提示方法や製品を変えていくことが大切です。